SF人情なんちゃって時代劇コメディー

似蔵、時々泰三、あと退

050

似蔵

 

049

晋助と似蔵

 

恋なのか信仰なのか。

似蔵の…つ〜か、高似の最大の萌えポインツは、

似蔵が、高杉の名を決して口にしないところだと思います。

唯一の存在には他と区別するための記号(名前)は不要である、或は記号の不在を以てそれが唯一のものである事の証明であるがうんぬんかんぬん…みたいな。

ええとつまり、名前を呼ぶというのは特別な行為で、それを敢えて呼ばないというのは更に特別な行為なのだと思うワケですよ。

はぁ〜、頭の中の漠然とした萌えを説明するのはむずかしいですナ(汗

イラ、身長差付け過ぎた?(汗

タートルネックって萌える。アレ着てるだけでエロ度5割増。

048

また子と似蔵

「晋助様、何処ッスか? 晋助様ァ!」

大して広くもない船内を隈なく探したが高杉の姿は何処にも見当たらない。

また子は呼ぶのを止めて唇を噛んだ。また、置いて行かれたのだろうか。胸の奥がちり、と痛む。

誰にも何も告げず、高杉が不意に姿を消すのは良くある事で。

先達て彼が姿を消した時、戻って来た彼に今度は自分も付いて行くと言い張って好きにしろとは言われたけれど、それは本当に言葉通りの意味で、やはり連れて行ってもらえる訳ではないのだ。

誰も彼の特別にはなれない。解ってる解ってる。解ってる、けど…

「晋…」

もう一度だけ呼んでみよう、諦めきれずに声を張り上げた所で狭い廊下をこちらに向かって歩いて来る人影に気付いてまた子は思いきり顔を顰めた。

また子は似蔵がキライ。同族嫌悪。

似蔵はまた子に興味は無いけど同じ篝火に目が眩んだ者同士、ちょっとだけ相哀れんでる感じ。に書ければ良いなと。

誰も高杉の特別にはなれないけどちょっとだけ似蔵が特別だったら良いのにと夢見てるあたしは所詮但の似蔵好きですよ!(痛

047

晋助と似蔵

 

まつりのかえりみち、ヤツをぞうきばやしにつれこんでキスしてやった。

舌をつっこんでヤツの舌をなめたら

あめは喰っちまってもうありませんよといわれた。

ハラが立ったのでヤツのうわぎをひっぺがして

シャツめくってカラダなでまわしてやろうとおもったら

シャツのしたに手をつっこんだところで

アンタ寒いんなら早くいってくださいよといわれて

ヤツのうわぎをきせつけられたうえにまふらーでぐるぐるまきにされて

にもつでもかかえるみたいにわきにかかえてつれかえられた。

クソおもしろくねぇ。

高似の基本は、高杉><<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<似蔵だと思ってます。って、こんなもん書いちゃったら誰も信じてくれないよ! でも本気!

046

晋助と似蔵

人の多い所は好きじゃない。

雑多な気配、音、ニオイ。

違える筈の無い、あの人の気配を追いきれない。

人混みに押されて、何時の間にか空いた距離。

追い付こうと歩を速めても、人垣が邪魔をする。手を伸ばしても同じ。

募る苛立ちに、左手に掴んだ刀を握り締める。

嗚呼、此処に居る者皆、斬ってしまえれば…

「何してやがる、さっさと付いて来い」

何時の間に引き返して来たのか、僅かに不機嫌さを滲ませた声と共に襟巻きの端を強く引かれた。

促されるまま俯けば鼻先をくすぐる場所に柔らかい前髪が揺れる。

「…っは」

安堵の溜息を吐いて、漸く息を詰めていた自身に気付く。

この人の傍でなければもう、呼吸もできないのか。

掴まれた襟巻きを緩く引かれて歩き始める。

「邪魔だから、喰え」

押し付けられたのは棒状の木片。重い先端からは甘い匂いがする。光を失う以前の記憶が確かなら、それはきっと赤くて。

彼の人の口元からも同じ、甘い匂いが漂う。

「この寒ィのに祭りたぁ酔狂だな」

「……(それに来るあんたもよっぽどですがね)」

今宵、訳も解らずアジトから連れ出されて、初めての笑みが溢れた。

歩きながら、手の中の重みに歯を立てる。

甘い殻を噛み破れば酸味を含んだ柔らかい果肉。

笑いさざめく人の声の向こうに、遠く祭り囃子が聞こえた。

姐さんちの高杉、デートのつもりで似蔵連れ回してるんだもん! めさめさラヴですよ! 幸せすぎて血ぃ吐きそうです!!(ぐはっ

萌えのお礼にこんなしょぼssですが姐さんに捧げさせていただきました♪

あ、そうそう。↑のssは姐さんの素敵イラストに刺激された灰の痛い妄想ですが、

「この寒ィのに祭りたぁ酔狂だな」

「……(それに来るあんたもよっぽどですがね)」

この2行はサエキ姐様の創作です。

たった2行に高似の神髄が凝縮されてます。もうたまりません。

ホントにホントに素敵な萌えをありがとうございました!

045

総悟と退

「なんでぃミントン、ぼさっと空なんか見上げやがって。何かおもしれぇもんでも見えんのかぃ?」

自室へ戻る途中、屯所の長い廊下の真ん中に立ち尽くしてぼんやりと空を仰ぐ山崎を見かけて総悟はからかい半分に声をかけてみる。

「あぁ、沖田隊長。いえ、恩師が亡くなったと今、連絡があって…」

我に返ったように振り返った山崎はしかし未だ夢でも見ているような茫洋とした表情をしている。

見れば山崎の手には手紙と思しき紙片が握り締められていた。

「ふぅん、で、通夜か葬儀にでも来いってかぃ?」

「あ、いえ…まぁそうですけど仕事がありますし、行けそうもありませんがね」

曖昧に笑うと山崎は、懐から取り出したライターで手の中の紙片に火を点ける。

紙はあっという間に燃え上がり、炭とも灰ともつかない欠片になって煙と共に空中へ舞い上がった。

山崎の手の中にはもう、何も残っていない。

「よしんば休みが取れたとしても、俺はあまり出来の良い教え子じゃありませんでしたから。一体どの面下げて…やはり行くわけにはいかんでしょう」

「ふぅん、そんなもんかぃ」

手習いや塾の類いに通ったことのない総悟には、その辺りの機微は解らない。読み書きも剣術も、全て近藤(と、実に腹立たしいことだが土方)に教わった。

それにしても何だろう。言葉の中にか仕草の中にか、今し方の山崎の何処かしらに総悟は違和感を覚えた。

「下がってもいいですか。せめて自室で冥福ぐらいは祈りたい」

「あぁ、構わねぇよ。悪かったな、引き止めて」

いえ、と軽く会釈すると山崎は総悟の背後をすり抜けて屯所の奥へと歩み去った。

その後ろ姿を暫く見送っていたが、

なんでぃあんなヤツ、ただのミントンじゃねぇか。

小さく肩を竦めて感じた違和感を頭の隅から追い出すと、大広間へ向かうべく、総悟はくるりと踵を返した。

何を血迷ったか総悟視点で退ss。

時期的に缶蹴り話の頃。捏造も大概にしとけ。

忍び装束の退を見て、退も忍者だったらイイのに! と思ったのです。

044

また子と晋助と似蔵

 

ゴメンまた子。所詮は似受サイトですから。

043

晋助と似蔵

 

高杉×似蔵は跪いてが基本よね、と。

チューありエロありハグは無しみたいな関係を夢見てるんですけど(どんな関係!?)…何時か描けるかしら(汗

042

似蔵

 

041

泰三